|
実はメジャーかもしれない病気。油断は禁物です。
■網膜剥離
難しそうに見えて実はけっこう身近なネタです。今ここで、「ボクシング?」とか「明日のジョー?」とか思った人はすみやかに手を上げてください。ようはその病名の通り、モノを見る時にとても大事な「網膜」が浮き上がったり、穴が空いたりしてぺりぺりとめくれてくる病気です。ボクシングとかでよくあるように、強い外部刺激によって起きることも多いですが、近視がものすごく強い人にも起こりやすいのでご注意を。これの何が嫌って、何の気なしに診てもらいに行ったら、緊急入院、緊急手術を言い渡されかねないことです。最近では同人出身の漫画家、蔵王大志(新書館)がそういわれて休載してましたね。(そしてその後、もうまくはくり体験漫画を描いていた…)しかも、かなり進行してると手術してもほとんど視力が出なくなります(またこの手術がひどくてね)。簡単に手後れになったり、失明したりします。またあんまり自覚症状内から恐いなあ。近視が強くって、最近黒い影や蚊のようなものがちらつく、とか視界が狭く感じる、下方部分が見えない、だんだん見える範囲が狭くなって来ている、という方が危険です。心当たりのある方がいないことを祈りましょう。
■続・網膜剥離物語
もうまくはくりは網膜に空いた穴やはく離した部分がそれ以上大きくなると大変危険のため、見つかるとすぐに手術といわれます(軽ければそういうこともありませんが)。なので、手術までは進行するのを防ぐためにトイレと食事の時以外は両目を閉じてずっと寝ていなければいけないそうです。辛いですね、ひどいですね。手術後はもっと安静が必要で(しかも最低1週間)、頭部を固定されることもあると聞いたんですが(寝返り防止??)、そういうことを聞くとますます嫌ですね、もうまくはくり。剥離するということは網膜が下の層から引き裂かれるということなので、1度引き裂かれてから手術でくっつけても元の視力には戻らないそうです。恐いですね、恐いですね。もう一度言いましょう。網膜剥離は怪我なんかしなくても起こる時には起こります。昨日のひとりごとの症状に心当たりのある方、いないことを祈りますね?
|