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荻原規子著、勾玉三部作「白鳥異伝」より象子。ぞうことは呼びません(笑)「きさこ」と呼びます。普段は気の強いお姫様な象子ですが、豊青姫のもとで修行をしていても、遠く離れた二人を案じていただろうなあと。 象子といえば気が強くてプライド高くて遠子と喧嘩してたり、菅流に対して素直になれなくてきつくあたったり拗ねてみせるのがチャームポイントですが(笑)実はすごくつらい思いをしてますよね。姉、明姫があまりにも出来た存在で、美しく優しく、誰からも慕われる存在だったために、あまり人から顧みられることのなかった娘。喧嘩相手の遠子でさえ明姫と比べまくってますからねえ。彼女を初めて認識した異性が菅流だったんではないかな〜と。菅流の一言でみちがえるように綺麗になるシーンは大好きです。 (2001.6.18:カラーインク絵) |