



舞い人(風神秘抄)
風神秘抄よりヒロイン、糸世。青墓で遊君として育ち、希代の舞手としての才を持つ少女。イメージとしてはまず先に、舞っている彼女が浮かびます。特に初登場時。空気が澄み、しゃんという鈴の音が冴え渡り、音を重ね、扇が止まった空気を緩やかに断っていくいうような。光の花が振る表現も美しいですね。髪を上げているのは参考にした白拍子がそうだったからです(笑)個人的には巫女としての彼女と、少女として突如訪れた恋に振り回される彼女がどうもしっくり一致しなくて雰囲気つかめないのですが…。そこは巫女としての本質的なものなのかもしれないですね。
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(2005.12 アナログ+Photoshop)