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成瀬さんのリクエストで薄紅天女よりニ連、阿高と藤太。ニ連というか、藤太といえばこれ!と思い出す文章があります。平家物語の那須与一の「扇の的」の一節、平家・源氏の軍勢が見守る中、源氏を代表して扇の的を弓で射ることになった与一が故郷の神仏に祈る文句です。「これを射損ずるものならば弓切り折り自害して、人にニ度面を向かふべからず。今一度本国へ戻さんと思し召さば、此の矢はづさせ給ふな」 これがニイモレを射るシーンと、「帰りたい」という阿高と「連れて帰る」という藤太の気持ちが相まっていつも思い出してしまいます。
もしこの絵力が入っているように見えたとしたら「コイツ、先日の麦○祭の余韻をまだ引きずって白タスキ萌えしてやがるよ!」と思って下さい…平家物語は学校でやった部分は全部未だに暗唱できますよ。妹もできるんで二人で合唱状態(笑) (2003.9.28:透明水彩画) |
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